菅官房長官「少女像展示中止、圧力を行使したことない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.05 16:45
菅義偉官房長官が「平和の少女像」の展示中止に向けた圧力を加えたことがないと主張した。これに先立ち菅義偉官房長官は2日、少女像が展示された「あいちトリエンナーレ2019」に関連し、事案によって中央政府の補助金交付を中止する場合もあることを示唆し、論議を呼んだ。国際的な文化団体の日本ペンクラブは「発言自体が政治的な圧力」とし、菅官房長官の発言が事実上の展示中止を引き出すのに重要な役割をしたと指摘した。
しかし菅義偉官房長官は5日午前の定例記者会見で、発言が展示中止に影響を及ぼしたのではという記者の質問に対し「まったくない。私は記者の質問に答えただけだ」と一線を画した。また「国民の大事な税金を交付するので、事実関係を確認した上で適切に対応すると答弁しただけだ」と話した。