「友達削除」した韓日対立より米国の「無能」にさらに注目する中国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.05 11:44
韓日対立は隣国である中国にも大きな関心事だ。中国経済だけでなく安全保障にどのような影響を及ぼすのか鋭意注視している。中国人民日報の海外版公式SNSニュースアカウントである「侠客島」は3日、韓日対立が「本当に厳しい」として韓日摩擦の一部始終を詳細に報道した。
しかし最近の中国の視線は韓日対立そのものより、韓日米3カ国間で盟主の役割をしてきた米国の「無能」に焦点が合わされている。米国はなぜ手をこまねいているのか、なぜ事態悪化を防ぐことができないのか、その結果今後どんなことが起きるのかなどにもっと注目する様子だ。
中国は韓日が「ホワイト国」から互いを除いたことをメッセンジャー上での「拉黒(友達リストからの除外)」と表現して関心を見せている。中国中央テレビの海霞アンカーは3日、「韓国と日本が互いに『友達削除』をして『ブロック』した。ホワイト国除外とは旅行に行く時にビザ免除を受けていた人がその恩恵が取り消され厳しいビザ審査を再び受けることになったのと同様だ」と説明した。