韓国、輸出8カ月連続で減少…今年6000億ドルの達成厳しい
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.02 15:18
韓国の輸出が8カ月連続で前年比減となった。世界的な景気鈍化に米中貿易葛藤、日本の経済報復まで重なりながら、当初政府が今年の目標として提示した6000億ドル(約64兆2600億円)の達成は厳しい見通しだ。
1日、韓国産業通商資源部(以下、産業部)が発表した「2019年7月輸出入動向」によると、7月の輸出は昨年同月比11.0%減となる461億3600万ドルと集計されたことが分かった。これに伴い、輸出は昨年12月から8カ月連続で前年比マイナス(-)増加率から抜けられないでいる。輸出が8カ月連続減となったのは、2015年1月から2016年7月まで19カ月連続マイナスを記録して以来、最長となる。7月までの累積輸出額は3177億ドルだ。
品目別には半導体の輸出が28.1%減となるなど、減少傾向が顕著だった。石油化学(-12.4%)・石油製品(-10.5%)なども振るわなかった。製品単価の下落が輸出不振に悪影響を及ぼしたものと分析される。