ボルトン氏が韓国に来た日に挑発…中露、韓日米の安保協力を試したか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.24 07:39
23日午後3時3分。ソウル都染洞(ドリョムドン)外交部庁舎18階次官補室にマキシム・ヴォルコフ在韓ロシア大使代理(公使)が入った。尹淳九(ユン・スング)次官補は固い表情のまま挨拶すらしなかった。握手もせず席に座った尹次官補は口を開くと同時に抗議した。尹次官補は「今日、急きょ予定なく大使を呼んだのは、ロシア軍用機の韓国防空識別圏(KADIZ)と韓国の領空侵犯に対して厳重な抗議の意を伝え、再発防止を求めるため」と話した。ロシア語で逐語通訳が終わったが、ヴォルコフ大使代理は取材陣が部屋を出て行くまで正面だけを見つめて何も話さなかった。
外交部当局者は「ロシア軍用機が韓国の領空に入ってきたのは初めてで、状況が厳重なためヴォルコフ大使代理を呼ぶ場面をメディアに公開した」とし「ロシア側と協議する・しないという水準の問題ではない」と話した。また「両国関係上、記録次元としても必ず残しておかなければならない措置」と説明した。
これに先立ち、尹次官補は邱国洪・駐韓中国大使も呼んで中国軍用機のKADIZ侵犯を抗議した。