「中国漁夫の利論」に驚いたか…ホワイトハウス、ボルトン・ポッティンジャー両氏を同時派遣
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.22 16:07
米国ホワイトハウスのジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)は22日、韓日貿易葛藤仲裁のために最初の訪問地である東京に到着した。ボルトン氏の今回の訪問にはマット・ポッティンジャー国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長も同行した。ポッティンジャー氏は先週初めから韓日両国が「ホワイトリスト」(貿易優遇国)排除と韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)脱退などの事態悪化措置の中断を含めた仲裁案を検討したと複数の消息筋が伝えた。
ボルトン氏はこの日、東京首相官邸で谷内正太郎・国家安全保障局長と会談した後、記者団に対して「広範囲な問題に対して非常に生産的な対話を行った」と述べた。具体的な議題に対して明らかにしてはいないが、ホルムズ海峡タンカー保護のための多国籍連合参加問題を議論したもとみられると共同通信は伝えた。米ホワイトハウスNSC側も、韓日両国の葛藤に対して別途どのような仲裁案を提示するかについても口を閉ざした。