<大リーグ>悪戦苦闘も11勝、「ワールドクラス」柳賢振の危機管理
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.22 10:12
60年前、イングランドプロサッカーのリバプールのビル・シャンクリー監督は「調子は一時のもの、品格は普遍のもの」という名言を残した。時代と種目を問わず使われるこの格言の意味を柳賢振(リュ・ヒョンジン、32、LAドジャース)が完ぺきに見せた。
柳賢振は20日(日本時間)、米ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたメジャーリーグ(MLB)マイアミ・マーリンズ戦で7イニングを投げ、4安打3四球1死球の1失点に抑えた。三振は7つ奪った。チームは2-1で勝ち、柳賢振は今季11勝目(ナショナルリーグ2位)を挙げた。MLB1位の防御率も1.76に下げた。
悪戦苦闘の末の勝利だった。柳賢振も聯合ニュースのインタビューで「ピッチングに比べて成績は満足できるものだった」と語った。序盤、柳賢振の制球は今シーズン最悪だった。さらに主審のストライクゾーンは狭かった。柳賢振は「ストライクゾーンはその日の運」と言ったが、運がなかったということだ。1回と6回にはドジャース内野陣の失策もあった。