【コラム】ワシントンでのロビー活動、韓国は日本の相手にならない(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.18 13:55
慰安婦合意の破棄→韓国最高裁の強制徴用労働者賠償判決→日本哨戒機に対する韓国海軍の照射問題で急速に悪化してきた韓日関係は日本の対韓輸出規制という崖っぷちに立っている。安全保障友好国に輸出審査を免除する「ホワイト国」から韓国を除外する期限の18日も、日本で参院選が行われる21日も、事態を沈静局面に転換する変曲点にはならずに過ぎ去っていく。
韓国政府は日本の強攻が参議院選挙用という安易な認識を抱き、安倍首相の北東アジア経済・安全保障構図再編の野望を見ることができなかった。当然、戦略的な対応策は準備しなかった。いま安倍首相は韓国を挑発するメニューを次々と開発しながら韓国人の感情的反作用を呼び、保守・右翼を中心に世論を安倍首相支持に結束させている。