文大統領、首相と「ツートップ外交」強調…日本報復に李洛淵特使説
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.16 14:56
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が16日、大統領と首相のいわゆる「ツートップ外交」を強調して李洛淵(イ・ナギョン)首相の役割論に言及した。
文大統領はこの日午前、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で国務会議を主宰して「大統領と首相が適切に役割を分担して最高級の外交舞台で一緒に奔走する必要がある」と述べた。文大統領は「この政府になって、国政において外交が占める比重が非常に高まった。経済・平和外交が重要になり、4カ国中心の伝統外交に加えて新南方・新北方政策で韓国外交の領域と地平も広くなった」とし「首脳外交の需要が急増しながら大統領一人ではカバーしきれなくなった」と話した。
文大統領は今月13日に出国してバングラデシュ・タジキスタン・キルギスタン・カタールの4カ国歴訪をスタートさせた李首相について「そのほとんどが私が訪問できなかったか、当面は訪問できない国々で、実質協力の必要が非常に高い国を(李首相が)代わりに訪問した」と紹介した。文大統領は就任以降、現在まで29カ国を訪問し、李首相も今回の4カ国歴訪を終えれば24カ国を訪問することになる。