非メモリー1位狙うサムスン、高額装備確保も日本が足かせに
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.16 08:23
半導体業界で非メモリー事業に対する懸念が強まっている。日本の素材輸出が長期化すれば、2030年までにシステム半導体部門で世界1位を目指すサムスン電子が意欲的に推進中の「半導体ビジョン2030」がスタート段階からつまずくかもしれないからだ。
半導体業界の関係者は「現在では非メモリーで1位どころか、事業を持続できるかさえも分からない状況」と伝えた。また「(半導体研究・開発者)100人が1兆ウォン(約915億円)を稼げる分野がメモリーなら、非メモリーは1000人が100億ウォンも稼げないこともある分野」と説明した。サムスン電子がメモリーでの成功方程式をそのまま非メモリーに適用して1位になるのは容易でないということだ。こうした状況で素材供給制限が浮上し、事業の将来に暗雲が広がったということだ。