「ビーガン氏、寧辺査察・廃棄の見返りで北朝鮮に一時的な制裁緩和を検討」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.12 10:47
米国務省のスティーブン・ビーガン対北朝鮮特別代表が北朝鮮の寧辺(ヨンビョン)核団地に対する査察および廃棄の見返りで石炭と繊維に対する制裁を12~18カ月間一時的に緩和する方針を検討しているとワシントン現地消息筋が10日(現地時間)、明らかにした。
この消息筋は中央日報など一部の特派員に会って「ホワイトハウスと北朝鮮交渉チームは北朝鮮が寧辺核団地の閉鎖と国際査察を受け入れ、その代わりに終戦宣言、平壌(ピョンヤン)連絡事務所の設置とともに12~18カ月間石炭・繊維の輸出(北朝鮮輸出の68.3%)禁止制裁を一時的に猶予(suspension)する案を検討している」として「ビーガン代表が北朝鮮の反応により来週実務交渉で公式提案する可能性がある」と明らかにした。