「日本の経済報復は中断せよ」 韓国大学生団体26人が奇襲デモ中に連行
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.10 09:04
韓国大学生進歩連合(大進連)所属の大学生がソウルにある日本三菱重工業系列会社の事務室の前で奇襲デモを行って警察に連行された。
ソウル南大門(ナムデムン)警察署は建造物への侵入と業務妨害、退去拒絶などの疑いで大進連所属の大学生26人を連行して取り調べていると9日、明らかにした。警察によると、この学生たちはこの日午後1時ごろ、三菱系列会社事務室がある明洞(ミョンドン)のあるビルに入って約2時間30分の座り込みを行った。
彼らは「日本は植民支配に謝罪して経済報復を中断せよ」「三菱強制徴用謝罪せよ」と書かれた横断幕を持って「三菱は謝罪せよ」というスローガンを叫んだ。学生たちは「昨年、裁判所が韓国裁判所らしい判決を下し、新日鉄住金・三菱重工業に対する賠償判決が出たにも彼らは全く謝罪したり賠償したりしない」として「反省のない日本を放っておいてはならない」と主張した。また「国民が不買運動で先に反日運動に出たため、大学生が黙っているわけにはいかない」とし、「三菱が謝罪する日まで大学生が粘り強く戦うだろう」と話した。