韓経:ソウル大日本経済研所長「対日戦線に企業を出すべきでない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.09 10:21
文在寅(ムン・ジェイン)政権で初代経済補佐官を務めた金顕哲(キム・ヒョンチョル)ソウル大日本経済研究所長が8日、日本の経済報復に関し「青瓦台(チョンワデ、大統領府)が企業と公開的に会うのは問題の解決に役に立たない」と述べた。
金所長は韓国経済新聞との電話で「政府が保護すべき企業を戦線に出す姿は望ましくない」とし、このように明らかにした。政権発足直後の2017年6月に経済補佐官に任命された金所長は文在寅大統領の「経済教師」と呼ばれる。青瓦台参謀だった金所長が、「経済コントロールタワー」と呼ばれる政策決定者が大企業トップに相次いで会っていることに懸念を表したのだ。
金所長は「韓国政府に解決策がなくもどかしさを感じる」と語った。日本は昨年末から緻密に準備して韓国の産業で弱点を攻撃しているが、これという対応カードがないという説明だ。