「韓国の言葉は信頼できない」 北朝鮮制裁まで引き合いに出した安倍氏
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.08 07:13
安倍晋三首相は7日、「韓国は(北朝鮮に対する)制裁をちゃんと守っていると、(戦略物資統制体制である)ワッセナー協約上の貿易管理をちゃんとやっていると主張している」とし「だが、国家間の請求権協定を破って約束を守らないことが明確になった。貿易管理も恐らくきちんと守れないと思うのは当然だ」と話した。安倍首相はこの日、フジテレビの番組に出演して「韓国の輸出管理上、不適切な事案があった。彼らが言っていることは信頼できない」と話した。
日本は今月4日、韓国に対する半導体関連の材料3品目の輸出規制を始めながら「韓国との信頼関係」「輸出管理をめぐる不適切な事案発生」など2つを理由を挙げた。その「不適切な事案」が韓国の北朝鮮制裁に関するものであること安倍氏は示唆したといえる。安倍首相は「北朝鮮と関連があるのか」という質問には言及を避けながらも「ちゃんと輸出管理をしていると確実に提示してくれなければ我々は(該当品目を)輸出することはできない」と主張した。今回の輸出規制に対して「北朝鮮制裁違反」など北朝鮮問題を絡めて「安保上」の措置という名分を掲げながら国際社会で韓国の「信頼」問題を浮き彫りにしようとする狙いがあるとみられる。