韓国党「文大統領、自画自賛する時間に対策を出すべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.03 15:29
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が板門店(パンムンジョム)会談と「文在寅ケア」を高く評価したことに対し、野党の自由韓国党は3日、「文大統領は自画自賛する時間に被害を防ぐ対策から出すべきだ」と主張した。
韓国党の黄教安(ファン・ギョアン)代表は国会で開かれた党代表および最高委員・重鎮議員連席会議で、「文在寅ケア」について「核心的な問題である財源調達案については誰も話さなかった」とし「大統領が豪語するように保障率を70%まで引き上げる場合、最悪の場合、2023年に積立金が枯渇するかもしれない」と述べた。続いて「それでも来年の予算を500兆ウォン(約46兆円)以上にするという。結局、金を借りてでも総選挙用の現金をばらまくという宣言」と指摘した。
また黄代表は「文大統領は日本の経済報復について一言も話さなかった」とし「日本の報復措置は稚拙で間違っているが、その間、この政権は何をしていたのか。どうすればこのように無責任に何もせず傍観できるのか」と批判した。黄代表は「日本の経済報復が現実化し、ディスプレーと半導体のような核心産業までが打撃を受ければ、それこそ大韓民国経済の崩壊を心配するしかない」と話した。