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サウジ皇太子特需…韓国企業に83億ドル投資

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.27 08:06
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サウジアラビアの実権を握るムハンマド・ビン・サルマン皇太子が26日、韓国企業に83億ドル(約8887億円)規模の経済協力を約束した。

2日間の日程でこの日訪韓したムハンマド皇太子は青瓦台(チョンワデ、大統領府)で文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談を持ち、経済協力と人的・文化交流協力、域内平和に向けたパートナーシップ構築などに合意した。文大統領とムハンマド皇太子は公式昼食会後にソウル市内のホテルで開かれたエスオイル複合石油化学施設竣工記念式に参加した。夕方には夕食もともにした。

 
ムハンマド皇太子は青瓦台での夕食会後にサムスングループの迎賓館であるソウル・漢南洞(ハンナムドン)の承志園(スンジウォン)を訪れ、5大グループのトップとサプライズで会合を持った。サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長、現代(ヒョンデ)自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)首席副会長、SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長、LGの具光謨(ク・グァンモ)代表、ロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)会長らが参加し両国の経済協力について協議した。

今回の経済協力はムハンマド皇太子の訪韓とともに速戦即決で表面化した。期待以上の「手土産」に経済界では新中東特需に対する期待感が高まっている。

ムハンマド皇太子は今回の訪韓で国営石油企業のアラムコを前面に出し8社と12件の事業協約を締結した。アラムコは2017年基準で売り上げがサウジの国内総生産(GDP)の70%に相当する巨大企業だ。彼はいわゆる「ビジョン2030」の核心産業分野協力を約束した。

「ビジョン2030」は石油依存的なサウジの経済構造を改編し、2030年までに情報通信技術(ICT)や再生可能エネルギーなど非石油分野の新産業を育成するという戦略だ。石油分野でも既存の原油探査・生産から脱却し、高付加価値石油化学製品に産業構造をシフトしようとしている。

個別の企業との協力も続いた。サムスンは李在鎔副会長が今回の承志園での財界会合を主管したのに続き、ムハンマド皇太子と単独で会合を持った。

この席ではサウジが意欲的に推進しているスマートシティ事業について議論された。サウジはソウルの面積の44倍に達するスマートシティ「NEOM」プロジェクトを推進しているが、自動運転車と第5世代通信(5G)、人工知能(AI)技術が大規模に使われる未来型都市プロジェクトであることからサムスン電子の先端技術が使われる可能性が大きい。サムスン電子は2012年にサウジの通信会社に第4世代移動通信(LTE)装備を納品している。

◇現代自動車とは水素エネルギーで覚書…エスオイルには7兆ウォン追加投資

現代自動車グループの鄭義宣首席副会長はムハンマド皇太子との会合に先立ち、25日にアラムコのアミン・ナセル最高経営責任者(CEO)と水素エネルギー、炭素繊維開発などで戦略的協力を強化する内容の了解覚書(MOU)を交わした。水素電気自動車など水素生態系を次世代収益源としている現代自動車グループと非石油再生可能エネルギー分野を強化しようとするアラムコの利害が一致したものだ。

石油化学分野では具体的な手土産が公開された。アラムコは大株主であるエスオイルに7兆ウォン規模の追加投資を約束した。このほか現代オイルバンク、現代重工業、GSグループ、韓国石油公社、暁星(ヒョソン)グループ、大林(テリム)グループなどがアラムコと協力関係を構築した。

ムハンマド皇太子が韓国企業と手を組むのにはさまざまな意味がある。まず1970年代の中東建設過程で積み上げた韓国とサウジの関係を未来指向的協力関係に発展させるというものだ。ここに韓国の産業の未来の収益源に挙げられる水素経済やICT分野の協力が表面化したという点も重要だ。両国は原子力技術・安全分野でも持続的な協力を約束した。

財界ではムハンマド皇太子の大規模経済協力の約束が韓国経済に活力を吹き込むことを期待する。営業利益規模だけ昨年285兆ウォンというアラムコの直接投資だけでなく中東など新市場開拓の呼び水の役割をできるだろうという分析からだ。

アラムコと協力することにした大企業関係者は「米国のイラン封鎖でサウジに対する原油依存度が高まっており、ビジョン2030を通じサウジが国家的投資計画を出していることから多様な事業が可能な機会だ」と話した。

全北(チョンブク)大学貿易学科のチェ・ナムソク教授は「中東ビジネスには多くの変数が作用する。サウジ内外の政治的状況に揺らがずに実質的相互利益を引き出せるよう持続して管理して対応しなければならない」と話した。

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