急変する韓半島情勢の中で集まった学者「今が平和の好機」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.25 15:59
韓半島(朝鮮半島)情勢が日々変化している。米朝首脳会談は「ビッグディール」基調で加速したが、結局は「ノーディル」で終わった。今回また首脳間の親書を通じて活路が開かれている。専門家らがいつよりも韓半島の不確実性が高まったと診断する状況で、国内外の著名な政治学者が「韓半島の平和と繁栄、革新」をテーマに集まった。韓国政治学会(会長チャン・フン中央大教授)の主管で24日から建国(コングク)大で第7回韓国学世界大会(24-26日)が開催中だ。
洪錫ヒョン(ホン・ソクヒョン)韓半島平和構築理事長は大会初日の演説で「核を保有しながらも国際社会の無関心で不安定な体制を維持するより、北の住民の生活の質を高めて自発的な支持を得るのが真の体制保障の道だという点を、金正恩(キム・ジョンウン)委員長が早期に悟ることを期待する」と述べた。また洪理事長は「今の文在寅(ムン・ジェイン)大統領とトランプ大統領、金正恩委員長という組み合わせは容易には訪れない平和達成の好機という点をよく認識する必要がある」と強調した。続いて「金委員長が対話拒否の態度を変えて、条件なく米国と実務対話をすることを望む。そうしてこそ成果のある米朝首脳会談の準備作業が可能になる。さらに一歩進んで韓国とも対話して交流するように望む」と話した。