韓経:「韓国の最低賃金は失敗標本」…反面教師とする日本
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.21 10:03
この2年間に最低賃金を30%近く引き上げた韓国は最低賃金政策の世界的な失敗例という海外メディアの指摘があった。韓国が最低賃金を急激に引き上げたため、平均賃金に対する最低賃金が過度に高くなり、副作用が膨らんだと分析された。
日本経済新聞は20日、「最低賃金上げ、世界で論争」と題した記事で、急激な最低賃金引き上げで雇用が減少し、所得格差が拡大した代表的な事例として韓国を挙げた。同紙は「主要国の最低賃金政策のうち(代表的な)失敗例は韓国」と診断し、「文在寅(ムン・ジェイン)大統領の『所得主導成長』のもと、18年に最低賃金を時給6470ウォン(630円)から7530ウォンに上げたが、全国一律16%の引き上げで多くの零細業者が廃業し、雇用も減った」と紹介した。