強制徴用賠償判決以降、日本は攻勢に韓国は一方的守勢に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.21 08:18
昨年の韓国大法院による強制徴用賠償判決以降、日本の善戦攻勢に韓国政府は十分な対応ができないまま押される一方だった。日本は韓国が政府間で合意して国会批准同意まで受けた国際的な約束を守らないばかりか、これに対する対話さえ拒否していると言って追い込む。その間、韓国は「まだ検討中」とだけ言って、はっきりとした対応論理を組み立てることができず守勢一辺倒だった。
対応論理を組み立てるには、強制徴用被害者の補償問題が1965年に締結した韓日請求権協定によって一段落したのかそうでないかに対する立場を示さなくてはならない。歴代韓国政府はこの問題は請求権協定で解決済みという立場で、司法府も同じ趣旨の判決を下してきた。