鶏皮フライ、ラーメン味のポテトチップスに熱狂…韓国は今、「怪食時代」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.20 15:14
◆ウェルビーイングに逆行する一種の「反文化」
怪食トレンドは食品会社も後に続いている。最近、怪食実験が最も著しい企業は農心(ノンシム)だ。自社の人気製品を組み合わせて独特の「異種フード」を出している。最近最も話題になった製品は「ポテトチップのユッケジャンラーメン味」だ。2つのステディーセラーをミックスさせてコンビニエンスストアの売れ筋人気商品になった。ラーメン菓子「チョルビョン」(インスタントラーメンを一口サイズに丸く固めたもの)ジャパゲティ味のほか、韓国人にとって懐かしさを感じさせるスナック揚げ菓子「インディアンパプ」にロブスター味の調味料を加味した「エスキモーパプ」、コチュジャンのまぜ麺「ビビン麺」にツナとマヨネーズを加えた「農心マグロマヨ・ビビン麺」も怪食の流行が産んだ変種だ。他の食品メーカーでも「サムジャンラーメン」〔三養(サムヤン))〕、「鯛めし丼味ポテトチップ」(ヘテ)、「マッコリカーノ」〔麹醇堂(クッスンダン)〕など、怪食をテーマにした新製品が続々と出ている。