北朝鮮漁船の「海上ノック亡命」…韓国防波堤まで制止されず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.19 08:06
15日に東海(トンヘ、日本名・日本海)で韓国海洋警察が救助したという北朝鮮漁船は、三陟(サムチョク)沖ではなく三陟港の防波堤で発見されたことが明らかになった。
関係当局によると、海洋警察は15日午前、軍当局に「午前6時50分に三陟港の防波堤で北の漁船が発見された」と状況を伝えた。当時、北朝鮮漁船は防波堤近隣の埠頭にほとんど接岸した状態だったという。この漁船を最初に発見して通報したのも、操業中の漁民ではなく民間人だった。結果的に北朝鮮漁船が東海の北方限界線(NLL)を越えて130キロ南側の三陟港の埠頭まで入ってくる間、海軍と海洋警察はこれを全く把握していなかったということだ。