信用格付け大手フィッチも2.5%→2%引き下げた経済成長率…韓国政府も下方修正の可能性↑
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.18 18:18
信用格付大手米フィッチ・レーティングスが今年韓国の経済成長率展望値を年初提示した2.5%から2%に引き下げた。韓国政府の経済成長率展望値も下がる可能性がもう少し大きくなった。
フィッチは18日まとめた「2019年6月世界経済展望」報告書で韓国経済に対して「今年第1四半期の国内総生産(GDP)が前四半期より0.4%急減して予期せず収縮した」として経済成長率展望値を下方修正した。フィッチはGDP急減をめぐり「中国の成長鈍化と貿易紛争の影響で昨年下半期から韓国輸出に圧力がかけられた」として「韓国の主な輸出品の中の一つである半導体価格が昨年末から急落して利益が減った」と分析した。
フィッチは引き続き「過去2年間最低賃金の急激な引き上げは企業心理と利潤に負担を与えた」とし「企業らは資本の支出を急激に減らし、民間設備投資は昨年第2四半期以降持続的に減少している」と診断した。