韓経:【社説】日米欧の水素同盟スタート…韓国はどこと手を握るのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.18 08:57
日本が主要20カ国・地域(G20)エネルギー環境閣僚会議で米国や欧州連合(EU)とともに別途会議を開き、水素エネルギー技術開発の共同宣言を出した。日本、米国、EUが協力して燃料電池車の製品規格、水素ステーションの安全基準など国際標準を作っていくという計画だ。日本経済産業相はこの席で日本-米国-EU水素同盟で世界を主導したいという本音を隠さなかった。
燃料電池車を非メモリー半導体やバイオヘルスなどとあわせて3大重点産業に育成していくという韓国はこの共同宣言から外れた。産業通商資源部は「米国とEU、日本の間ではかなり以前から燃料電池車に関する議論が行われていたが、了解覚書ではない原則的な宣言水準にとどまっている」というコメントを出した。大きな意味を付与しないということだ。水素経済の主導権を握るという日本の積極的な働きかけが、韓国を除く世界主要国と連携する方向へ進んでいるが、どうしたら主務部署がこのような評価を下すことができるのか理解に苦しむ。