青瓦台「文大統領、任期内の積弊清算・検察改革に強い意志」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.18 08:59
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が任期後半にも積弊の清算を進めていく考えを明らかにした。文大統領は17日、新検察総長候補に国家情報院書き込み事件と崔順実(チェ・スンシル)国政壟断事件の捜査チーム長を務めた尹錫悦(ユン・ソクヨル)ソウル中央地検長(59、司法研修院第23期)を指名した。尹候補は現政権発足後、積弊清算捜査を陣頭指揮した人物で、聴聞会を経て任命される場合、1988年の検察総長任期制の導入以降、高等検察庁長を務めていない最初の総長となる。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)の高ミン廷(コ・ミンジョン)報道官はこの日、尹候補の指名を発表し、「ソウル地検長として卓越した指導力と改革の意志で国政壟断と積弊清算捜査をよく率いた。まだ社会に残っている各種の不正腐敗を根絶すると同時に、時代の使命である検察改革と組織刷新課題も立派に完遂するはず」と述べた。