韓経:「1ドル=7元」突破するか…ドル高人民元安にベッティングする投資家=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.11 09:44
米中貿易対立の谷間が深まり大手銀行の人民元預金が今年に入り13億元近く減ったことがわかった。ドル建て預金はこの2カ月間で12億ドルほど急増した。両国間の貿易紛争が「為替戦争」に拡大する兆しを見せる中で「ドル高人民元安」にベッティングする投資家が増えているものと分析される。
10日の銀行界によると、新韓銀行、国民銀行、ウリィ銀行、KEBハナ銀行、農協銀行の大手銀行5行の5月末の人民元建て預金残高は定期預金と普通預金合わせ51億7683万元(約811億円)となった。昨年11月の64億6857万元から20%ほど減少した。6カ月で13億元近くが抜け出た。ドル建て預金残高は3月の347億1897万ドル(約3兆7679億円)から先月末には358億9041万ドルに増えた。2カ月で12億ドル近く増加した。