米38ノース「北朝鮮寧辺ウラン濃縮工場で活動」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.06 11:57
米国の北朝鮮専門ニュースサイト「38ノース」が5日(現地時間)、北朝鮮寧辺(ヨンビョン)核施設団地のウラン濃縮工場(UEP)で活動が見られると報じた。
38ノースは商業用衛星写真に登場した白いトレーラーの動きに注目した。このトレーラーは2月16日に初めて登場し、3月27日午前から見えなくなった。トレーラーの近くにあったトラックも翌日に消え、長さ20フィート(約6メートル)の円筒またはは船籍み用コンテナだけが衛星写真で確認された。その後、5月9日にまたトレーラーが同じ場所に登場し、約10人がここにいた。しかしトレーラーは先月28日からまた衛星写真に現れていないと、38ノースは伝えた。
38ノースは「衛星写真では正確に確認できないが、トレーラーと円筒または船積み用コンテナの外形が液化窒素を運ぶ時に使用するトレーラーのように見える」とし「液化窒素はウラン濃縮過程で冷却装置を稼働するのに必要」と説明した。続いて「車両に液化窒素が入ったものなら、貯蔵タンクを満たすために周期的に車が現れた可能性が高い」とし「この団地に定期的に液体窒素と推定される物質が運送されるというのは、この施設が運営されていることを意味する」と伝えた。