韓経:「サムスン、ファーウェイの二の舞も」…経営陣会議を開く李副会長(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.06 10:20
サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が1日、半導体社長団と緊急会議を開いたのに続き、テレビ・スマートフォン・通信装備など主要事業部の経営陣と相次いでミーティングをする。業績悪化や検察の粉飾決算捜査など相次ぐ悪材料の中、役職員に危機感を抱かせるためという分析が出ている。李副会長は先端情報技術(IT)産業をめぐる米中政府の覇権戦争がサムスンの未来に大きな脅威となり得ると判断し、全社的な対策の準備を注文したことが分かった。
サムスンによると、李副会長は映像ディスプレー事業部、無線事業部、生活家電事業部、ネットワーク事業部などサムスン電子の主要事業部の経営陣と会い、グローバル経営環境点検および対策会議を順に開く計画だ。経営陣の従来の日程に支障が生じないよう、なるべく週末会議を予定している。深みのある議論をするため李副会長を含む出席者を最少化するという。