サムスン副会長が週末に「半導体社長団」を華城に集めた理由は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.03 09:12
サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長(51)が土曜日である今月1日、京畿道(キョンギド)華城(ファソン)事業場で半導体・ディスプレイ最高経営陣とグローバル経済環境対策会議を開いた。会議が開かれた華城事業場は、4月末に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が訪問した場所だ。李副会長が週末に社長団会議を開いたのは昨年2月に釈放されて以来、初めてだ。
2日、サムスン電子によると、李副会長は会議で「急変する環境の中でも核心は長期的かつ根源的な技術競争力を確保すること」としながら「超格差」を強調した。「超格差」は権五鉉(クォン・オヒョン)サムスン電子総合技術院会長の著書の題名だ。
サムスンが強みを持っているメモリー半導体価格は最近に入り下降している。昨年下半期8ドル台だったDRAM(DDR4 8ギガビット)価格は先月末基準で3ドル台まで落ちた。DRAM値が3ドル台に進入したのは「半導体超好況(スーパーサイクル)」に入る前の2016年9月以降、2年8カ月ぶりだ。実際、サムスン電子の今年1~3月の営業利益は6兆2000億ウォン(約5645億円)にとどまった。2016年7-9月期(5兆2000億ウォン)以降、10期ぶりの最低水準だ。