韓経:限韓令3年、さらに強くなった韓流…「Kコンテンツ」輸出5兆ウォン超(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.31 10:51
新韓流ブームが世界を強打している。防弾少年団(BTS)で代表されるK-POPがアジアを越えて米国や欧州など世界音楽市場の中心に立った。『キングダム』『ミスター・サンシャイン』などの韓国ドラマはYouTube(ユーチューブ)やNetflix(ネットフリックス)のようなオンライン動画ストリーミング(OTT)プラットホームに乗って人気を得ている。米国主要放送局では『覆面歌王』『グッド・ドクター』などの韓国放送番組をリメークした作品が高視聴率を記録している。2016年に中国政府の限韓令発動を機に企業が攻略対象と戦略を変えて体質改善を図ったためだ。
韓流熱風に乗ってコンテンツ輸出も急増した。韓国国際文化交流振興院によると、昨年韓流関連コンテンツ輸出額は前年比22.8%増となる44億2500万ドル(約5兆2551億円、約4835億円)を記録した。史上初の5兆ウォン超えだ。増加幅もますます大きくなっている。2016年には前年比13.6%、2017年には15.5%増えた。韓国国際文化交流振興院のキム・ヨンナク院長は「BTSとOTTのおかげで韓流が従来の領域を越えた」とし「韓流産業が成熟期に入っている」と話した。