外国人のショッピングの“メッカ”韓国明洞 雑貨店は浮上、ロードショップは沈滞
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.30 15:19
#.28日午後、ソウル明洞(ミョンドン)。外国人が大勢訪れる名所らしく、ユネスコ会館から明洞聖堂までに至る道は観光客で混雑していた。だが、ユネスコ通りの“古株”ともいえる化粧品ロードショップの雰囲気は違った。ユネスコ通りでマスクパックのサンプルを配布していたショップのスタッフは「明洞化粧品ロードショップの全盛期はもう昔話」としながら「THAAD(高高度ミサイル防衛体系)事態以降、減少した中国人観光客が昨年末から少しずつ増えて明洞が活気を取り戻しつつあるが、コスメショップに立ち寄る観光客はむしろ減った」と話した。
#.同じ時間、明洞芸術劇場横にあるピエロショッピング。昨年12月にオープンしたこの店は外国人観光客であふれていた。この店には週末基準で1万人の客が訪問する。このうち外国人観光客比率は60%に達する。この店のイ・ヨンソン総括マネジャーは「外国人観光客が集まり、彼らを対象にした単独運営商品比重を1000種類余りに増やした」とし「外国人観光客のショッピング便宜のために3月には売り場のリニューアル作業をした」と話した。
外国人観光客のショッピングのメッカある明洞商圏が急速に様変わりしている。K-ビューティー熱風を牽引(けんいん)し、外国人観光客が殺到していた第1世代のロードショップが苦戦を強いられているが、ピエロショッピングやダイソーのような生活用品雑貨ショップが観光名所として新たに浮上している。