『寄生虫』ポン・ジュノ監督、「人間に対する礼儀の問題…『寄生か共生か』」
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2019.05.28 17:26
映画『寄生虫(英題・パラサイト/Parasite)』のポン・ジュノ監督が映画に含まれたメッセージを明らかにした。
ポン・ジュノ監督は28日午後、ソウル龍山区(ヨンサング)CGVアイパークモールで行われた『寄生虫』マスコミ配給試写および記者懇談会で「あえて両極化のような経済社会的用語を使わなくても私たちの周りにある人々を写実的に表現したかった」と話した。
また、「お金持ちと貧しい者を学術的に分析する映画ではない。豊富な喜怒哀楽の感情を持つ俳優の表現が入った映画」として「お金持ちと貧しい者というよりも人間に対する礼儀と尊厳に関する部分に触れている。人間に対する礼儀をどの程度まで守るかによって寄生と共生が分かれると思う」と説明した。