「韓米首脳の電話会談内容流出」外交官罷免か…外交部長官の責任論も拡散
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.28 07:53
韓国外交部が韓米首脳間電話会談の議事録を流出した当事者とされる駐米韓国大使館の公使参事官(3級)K氏(54)を27日、セキュリティー審査委員会に召喚した。趙世暎(チョ・セヨン)外交部第1次官はこの日、記者会見で「昨夜、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官の主宰で緊急幹部会議を招集し、セキュリティー審査委および懲戒委員会の開催を決めた」と明らかにした。
K氏に対する懲戒の程度は30日、懲戒委で議決される予定だ。K氏は8日、韓米首脳間電話会談の内容(3級機密)を閲覧した後、自由韓国党のカン・ヒョサン議員に知らせた疑惑がかけられている。解任、または罷免も取り上げられている。
趙次官は「機密管理に対する重大な規定違反事案で、懲戒委員会に先立ちセキュリティー審査委員会を経ることになった」とも伝えた。セキュリティー審査委は外交部内のセキュリティー事故が発生する時の内部手続きで、懲戒委に先立ちセキュリティー審査委を開いた事例は多くないという。これに先立ち、青瓦台(チョンワデ、大統領府)は懲戒以外に外交上機密漏洩(刑法第113条)の疑いでK氏を検察に告発する方針も予告した。