「全会一致、ポン・ジュノ!」…映画『寄生虫』最高賞、外信も特筆大書(1)
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2019.05.27 10:15
25日午後7時15分(現地時間)、フランス・カンヌのパレ・デ・フェスティバル(Palais des Festival)リュミエール大劇場(GRAND THEATRE LUMIERE)で開かれた第72回カンヌ国際映画祭(72th Cannes Film Festival)閉幕式で韓国映画『寄生虫(英題・パラサイト/Parasite)』が栄誉のパルムドール(最高賞)を受賞した中、外信も先を争って便りを伝えてポン・ジュノ監督の受賞を祝っている。
韓国映画100年史。カンヌ映画祭72年史上、韓国映画と韓国人監督がパルムドールの主人公として呼ばれたのは『寄生虫』とポン・ジュノ監督が初めてだ。その間、韓国映画は脚本賞、監督賞、審査委員賞、審査委員大賞、主演女優賞など多様な部門を通じて受賞者を輩出したが、大賞に当たるパルムドールは初めて。これで『寄生虫』とポン・ジュノ監督は2010年第63回で『ポエトリー アグネスの詩』のイ・チャンドン監督が受けた脚本賞以降、韓国映画では10年ぶり、主な部門6作目の受賞として歴史に残ることになった。
『寄生虫』は21日午後10時、カンヌのリュミエール劇場で全世界で初めて公開された後、最高評点を得て映画祭期間ずっと受賞に対する期待感を高めた。カンヌ映画祭公式デイリー紙「スクリーン・インターナショナル」ではコンペティション部門の競争作21本の中で最高点である3.5点(4点満点)を受け、20カ国の記者および評論家で構成されるアイオンシネマも最高点である4.1点(5点満点)を与えた。全世界192カ国に販売され、歴代韓国映画の中で最多販売新記録を塗り替えたりもした。