トランプ氏の「改善」注文が効いた? 出口を探る韓日関係
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2019.05.27 10:06
先月11日に開かれた韓米首脳会談で、米国のドナルド・トランプ大統領が韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領に韓日関係改善を注文したと日本メディアが報じた。最近、青瓦台(チョンワデ、大統領府)と与党を中心にした韓日関係改善への動きが顕著に目につくようになったこともこれと関連があるのではないかとの解釈だ。
読売新聞は24日、複数の韓日米外交消息筋を引用して「米国のトランプ大統領が先月11日に韓国の文在寅大統領とワシントンで会談した際、日韓関係を改善するよう直接求めていた」と報じた。
報道によると、トランプ大統領は会談の途中で韓日関係に言及して「状況を改善すべきだ」と促した。これについて、ある消息筋は「米国が憂慮しているのは、日韓関係の悪化が日米韓の安全保障協力に影響を及ぼすこと」と説明した。同紙は「先月の米韓首脳会談後、大統領府の主導で本格的な関係改善の検討に入った」とし「6月初めのシンガポールでの国際会議に合わせ調整されている日韓防衛相会談は、韓国側が開催を提案した」と伝えた。