貨物船差し押さえに反応した北朝鮮…「BDA資金凍結を想起か」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.24 10:43
北朝鮮貨物船「ワイズ・オネスト号」に対する米国の没収訴訟措置に北朝鮮が激しく反発している。米司法省が9日、ワイズ・オネスト号の差し押さえおよび没収のための民事訴訟を提起すると、北朝鮮は外務省報道官の談話(14日)→金星(キム・ソン)国連大使の対国連抗議書簡(17日)→金星大使の国連記者会見(21日)と強度を高めて反発した。さらに22日(現地時間)には韓大成(ハン・デソン)駐スイス北朝鮮大使がロイター通信のインタビューで「我々が米国式の力の論理や圧力が通じる国と考えれば大きな誤算」と述べ、船舶の返還を改めて要求した。
洋上での石炭積み替えなど海上違法行為をした北朝鮮または他国の船を米国など第3国が制裁違反容疑で差し押さえた事例は過去にもあった。しかし北朝鮮がこれほど激しく反発したことはなかったと対北朝鮮専門家らは口をそろえる。北朝鮮がワイズ・オネスト号の没収に反応する理由は何か。