韓経:【コラム】日本の「おもてなし外交」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.23 09:56
1983年11月、東京都西多摩郡日の出町の首相別荘。当時の中曽根康弘首相が伝統的なかまどを備えた畳の部屋で日本の作法でレーガン米大統領に膝をついて茶を点て心を込めて接待した。その後2人は互いを「ロン」と「ヤス」と呼び合い最高の同盟を構築した。
外交街ではこれを「おもてなし外交」の代表的な場面に挙げる。最近は安倍晋三首相がトランプ米大統領と第2の「ロン・ヤス時代」を開くために努力している。
安倍首相の接待外交を一言で要約すればゴルフと美食だ。彼はトランプ大統領が当選して9日後にニューヨークのトランプタワーを訪れ日本製の本間ゴルフのゴルフクラブをプレゼントした。2017年のトランプ大統領の日本訪問時にも最初の日程をゴルフにし「フィールドの友情」を確かめた。