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【コラム】「大統領様!大統領様!」=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.15 10:44
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「国会議員の給与を最低時給に策定してください」「チョ・ドゥスン事件を再審してください」20万人以上の同意を得た青瓦台(チョンワデ、大統領府)国民請願の内容だ。請願を提起して、同意した人々の心に共感する。自分が出した税金が良いところに使われたらと願い、未来が明るい子どもにひどい犯罪を犯した者が処罰を受けるよう願うことに反対する人が何人いるだろうか。

事実、このような問題は大統領や青瓦台では解決できない。現行法上、再審は刑を減らす時だけ可能だ。12年刑を受けたチョ・ドゥスンに無期懲役刑を下すために再審を請求することはできない。国会議員の時給も現行法上、立法府の月給調停は立法府の役割だ。請願の内容通りにするには青瓦台が三権分立と法治主義を無視しなければならない。そのためコ・ミンジョン報道官も「怒りが大きいからといって法を無視することはできない」と答えたのだろう。

 
集会取材に行っても雰囲気は大きく違わない。進歩・保守団体を問わず最後のスローガンは「大統領が解決せよ」で終わる。オンラインの民心はさらに感情的だ。船が沈没したというニュースにも、火災がしばしば発生するという記事にも原因を大統領のせいにするコメントを簡単に見つけることができる。

瞬間、祈雨祭が思い浮かんだ。三国時代から王が雨を降らせてほしいと儀式を行ったという記録が存在する。国に日照りや洪水など天災地変があるのは国王のためではなく、政治を間違っていると考えたからだ。朝鮮太宗(テジョン)は「今、空が雨を与えてくれないのは不徳な私が王位にいるからだ。王位から退こうと思う」と言って涙したと朝鮮王朝実録は伝えている。

「帝王的大統領制」はこれまでも指摘を受けてきたし、解決しようとの努力も見える。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は就任の挨拶で「帝王的大統領の権限を分散する」と話し、羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)自由韓国党院内代表も「帝王的大統領制の弊害を克服するための権力分散ワンポイント改憲」を提案した。それでも国のすべてのことを君王の不徳のせいにし、くやしいという民の直訴に「あいつをめいっぱい打て」というやり方で解決する君王に慣れている。私たちが本当に願う大統領の姿はどのようなものか。

イ・ガヨン/社会チーム記者

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