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V.Iさん令状棄却…裁判所「横領疑惑、争いの余地ある」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.15 06:43
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外国人投資家一行に売春を斡旋してクラブ「バーニング・サン」の資金を横領した疑惑をかけられているBIGBANGの元メンバー、V.Iことイ・スンヒョン容疑者に対する拘束令状が棄却された。

ソウル中央地裁のシン・ジョンヨル令状専担部長判事はこの日午後10時、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(横領)などの疑惑で拘束令状が請求されたイ容疑者と彼の同業者であるユ・インソク前ユリホールディングス代表に対する令状を棄却すると明らかにした。シン部長判事は「主な疑惑である法人の資金横領の部分はユリホールディングスおよび『バーニング・サン』法人の法的性格・株主の構成・資金引き出しの経緯・資金の使い道などに照らして刑事責任の有無および範囲に関する争いの余地がある」として「残りの疑惑の部分に関連しても疑惑の内容と釈明の程度および収集された証拠資料などに照らして証拠隠滅などのような拘束の理由を認め難い」と説明した。

 
「バーニング・サン」ゲートの核心であるイ容疑者に対する拘束令状が棄却されることで約150人規模の超大型捜査チームを設けて100日以上続けてきた警察の捜査が「竜頭蛇尾」で終わる可能性が大きくなった。

事件発生初期から「バーニング・サン」を運営してきたイ容疑者の警察との癒着およびクラブ内麻薬犯罪など数多くの疑惑が提起されたが、警察はこれといった証拠を確保できず「遅きに失した捜査」という批判を受けた。これに伴い、何と18回にわたってイ容疑者を召喚して5億ウォン(約4600万円)の「バーニング・サン」の資金横領疑惑を把握するなど捜査力を集中させたが、結局イ容疑者の疑惑を立証する決定的な一発を確保するのに失敗したという分析が出ている。

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