飛行距離420キロに、挑発レベル高める北朝鮮…次は人工衛星か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.10 14:13
北朝鮮が9日に平安北道(ピョンアンブクド)亀城(クソン)から短距離ミサイル(当局推定)を発射したのは、18カ月間維持した対米対話戦略を修正することもあるという脅迫であり予告編だという分析が出ている。
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が死活をかけて臨んだハノイでの2回目の米朝首脳会談(2月末)が決裂した後、自分たちの立場を米国が受け入れない場合は強硬対応するという示威ということだ。
北朝鮮が4日に江原道元山(ウォンサン)で大口径長距離放射砲(多連装ロケット砲)と短距離飛翔体を発射し、その5日後に最西端に場所を移して発射したことも、どこからでも発射できる能力を備えているという誇示と解釈される。ただ、北朝鮮が「火星」系列の中長距離ミサイルではなく短距離ミサイルを通じて追加制裁を避ける方式を選択したのは、米国の追加制裁を意識して「レッドライン」は越えないという意図と解釈される。