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韓経:【コラム】駐日中国大使の「特別な送別会」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.10 11:04
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彼はこの日も1000人余りの政官界や財界の要人を前に流ちょうな日本語で挨拶した。「最もうれしかったのは、国交正常化以来最も困難な時期を乗り越えて中日関係を正常な軌道に戻したことです。今後も両国の平和友好のために引き続きできるだけのことをしたいと思っています」。程永華駐日中国大使が9年2カ月間の東京勤務を終えて今月7日の送別会で述べた言葉だ。

程氏は2012年に尖閣諸島(中国名・釣魚島)紛争で断交直前まで進んだ危機を特有の親和力で解決に導いた外交のベテランだ。安倍晋三首相と日本語を駆使する主要国大使が定期的に会う会合の核心メンバーでもあった。安倍首相はこの日、「日中関係が厳しい時もあったが、流ちょうな日本語と幅広い人脈を生かして、両国の架け橋として活躍された」と絶賛した。

 
安倍首相は先月の個別の昼食会に続いて送別会まで直接参加して、最長寿中国大使に最大限の礼を尽くした。中国との関係改善を望む日本は、今月北京高官経済対話に閣僚6人を派遣することにした。

中国もこれに呼応して、習近平主席が執権後初めて、来月大阪で開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)出席のために日本を訪問する。

中国は新しい駐日大使に日本勤務経験15年以上の孔鉉佑・外務次官兼韓半島(朝鮮半島)特別事務代表を内定させた。朝鮮族出身の彼は、日本語と韓国語を流ちょうに駆使して北朝鮮核問題にも精通している。中国はこのように専門性を備えた人物を長期間かけて育てながら長期的な見識で国益の最大化を試みる。最近の日中関係改善は日本専門家らが一糸乱れずに動いた結果だ。外交部の王毅部長は駐日大使時代、ネイティブスピーカー並の日本語で高官たちと親交を深めた。日本も外務省の韓半島(朝鮮半島)担当者や韓国駐在外交官はほぼ全員、韓国語を流ちょうに駆使する。

大使は語学能力と専門性、人脈、情勢分析力を備えていなければならない。韓国は外交経験のない政治家や教授が大使として赴任した後、1年余りで帰ってきたりする。駐日・駐中韓国大使は在任期間1~2年がほとんどだ。だから「コード人事」「報恩人事」などと言われたりする。韓国に駐在している日本大使や中国大使が4~5年間在任することとは対照的だ。

外交は政治・経済・文化の多様な要因によって複雑に絡み合っている。国境を接する近隣諸国間ではなおさらだ。程永華大使も送別会で「隣人は選べるかもしれないが、隣国は選ぶことができない」と述べた。風が静まる日のない韓日中3国の外交現場を比較してみながら、これまでになく高度化され洗練された外交力が重要だという事実を痛感する。

コ・ドゥヒョン/論説委員

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