LG、米連邦裁にSK提訴…「SKバッテリー工場稼働中断はできず」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.09 16:14
「企業間の法的紛争がメディアを通じて大々的に報道されるのは極めて異例だ」。LG化学とSKイノベーション間の紛争に対する財界関係者の評価だ。
先月30日にLG化学が米国際貿易委員会(US ITC)とデラウェア州連邦裁判所にSKイノベーションを提訴し、両社の攻防は始まった。LG化学は「SKイノベーションが2017年からわずか2年間にLG化学電池事業本部の研究開発・生産・品質管理など全分野から76人の核心人材と技術を連れて行った」と主張した。これに対しSKイノベーションはこの日、立場を表明し、「米国海外裁判所での提訴は国益にならない」と主張した。
両社の立場発表はソウル汝矣島(ヨイド)国会で見られる政党間の論評攻防戦を連想させた。LG化学は2日、「長期間の研究と莫大な投資で確保した核心技術と知識財産権を保護するのが本当の国益であるため」と明らかにした。SKイノベーションの立場表明にまた反論したのだ。