売却作業進めているアシアナ航空、収益構造改善方法は?
ⓒ 中央日報日本語版2019.05.07 15:51
売却作業を進めているアシアナ航空がファーストクラスを廃止して非収益路線の整理など収益性強化のための構造改善作業に入った。
アシアナ航空は9月1日からA380航空機6機で運営しているファーストクラスの代わりにビジネススイートを導入して運営すると7日、明らかにした。
座席改造はせずに、従来のファーストクラスの座席をビジネススイート席として運営しながらビジネス席のサービスを提供するということだ。
需要が少ない一等席を廃止してより多くの人々が利用できるビジネス席の比重を高めて収益性を改善するという方針だ。
アシアナ航空は非収益路線の整理計画も調整した。7月8日から非収益路線に分類される仁川(インチョン)-インド・デリー路線の就航を中断する。
また、すでに運航中断の方針を打ち出している仁川-ハバロフスクと仁川-サハリン路線も当初9月から運休する予定だったが、デリー路線と同じ日から運航を中断することにした。
これに先立ち、アシアナ航空のハン・チャンス社長は先月1日、資産売却と非収益路線の整理、組織改編など3大重点課題を発表した。