河野外相「日朝会談、核・ミサイル・拉致の包括的解決に変わりはない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.06 16:11
河野太郎外相が日朝首脳会談に対する日本政府の原則を再確認した。
河野外相は6日のNHKのインタビューで、安倍晋三首相が最近「条件を付けずに金正恩(キム・ジョンウン)委員長と首脳会談をする」と明らかにしたことに関し、「日朝首脳会談への入り口として拉致問題を取り上げるわけではないということだが、出口として核・ミサイル・拉致問題を包括的に解決するという姿勢に何ら変わりはない」と強調した。
安倍首相が最近、「条件なし」の日朝首脳会談を提案し、首脳会談を早期に実現させるという積極的な意欲を表したが、核・ミサイル問題とともに拉致被害者問題も解決されるべきという日本政府の基本方針が変わりがないことを改めて確認したのだ。これに先立ち安倍首相は産経新聞のインタビューで「条件を付けずに金正恩委員長と会って虚心坦懐に話し合ってみたい」とし「(金委員長は)国家にとって何が最善かを柔軟に、かつ戦略的に判断できる指導者だと期待している」と述べていた。