経済は逆方向に向かっているが…週休手当てを含む最低賃金はOECD1位
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.02 18:06
韓国の国民総所得(GNI)に比べて最低賃金の水準が経済協力開発機構(OECD)27カ国の中で7位であるという研究結果がまとめられた。週休手当てまで含んだ最低賃金はOECD中1位だ。
韓国経済研究院(韓経研)が2日、発表した「国民所得対比最低賃金」の研究結果によると、今年雇用労働部が告示した最低賃金は8350ウォン(約800円)だ。韓国の1人当たりGNIに比べた最低賃金を指数100にし、他の国の1人当たりGNIに比べた最低賃金を計算すると韓国は7位だった。韓国の最低賃金が所得と比較して高い水準という意味だ。
対GNI比最低賃金の水準が最も高い国はニュージーランド(118.9)だった。韓国は最低賃金と所得水準がいずれも高い国に分類されるフランス(3位・114.2)、英国(5位・101.0)などに続き7番目を記録した。ドイツ(11位・91.4)や日本(18位・78.8)より高かった。