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「金委員長と条件なしに会う」…日朝会談に動き出す安倍首相

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.02 12:05
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「条件を付けずに金正恩(キム・ジョンウン)委員長と会う」。安倍晋三首相が日朝首脳会談に意欲を表した。安倍首相が「今はもう私が金正恩委員長と直接向き合う」と述べたことは何度かあったが、「条件を付けずに会う」と述べたのは初めて。

安倍首相は2日の産経新聞のインタビューで「条件を付けずに金正恩委員長と会って虚心坦懐に話し合ってみたい」と述べた。日朝首脳会談を早期に実現させるという意欲を強く表したのだ。

安倍首相は「5人の拉致被害者の帰国以来、1人の拉致被害者の帰国も実現していない。問題解決に向け当初から取り組んできた政治家として痛恨の極み」とし「国際社会との連携と同時に、わが国が主体的に取り組むことが何よりも重要だ。日朝の相互不信の殻を打ち破るためには私が金氏と直接向き合う以外ない」と述べた。

金委員長に対する評価もした。安倍首相は「(金委員長は)国家にとって何が最善かを柔軟に、かつ戦略的に判断できる指導者だと期待している」と話した。

安倍首相は「拉致問題を解決することは、まず日朝平壌宣言にのっとって国交正常化することだ」とし、2002年当時に小泉純一郎首相と金正日(キム・ジョンイル)総書記が署名した日朝平壌宣言が交渉の基礎という考えも明らかにした。

安倍首相がこのように日朝首脳会談に強い意志を表したのは、執権後半期に外交に注力するという考えに基づくものとみられる。日本政府は外交青書で、北朝鮮に関する記述から「圧力を最大限に高めていく」という部分を除くなど、北朝鮮に対して融和的なジェスチャーを見せている。北朝鮮拉致被害者問題は安倍首相が「生涯の課題(ライフワーク)」と考えているものの一つだ。

またロシアとの領土交渉が成果を出せず、米国とも当分は貿易摩擦が続く可能性が高い中、日朝関係で突破口を見いだそうという思惑も見える。

安倍首相は先月26日の日米首脳会談で、トランプ大統領から「拉致問題解決のための日朝首脳会談実現に全面的に協力する」という支持を受けた。安倍首相はインタビューで「ゴルフ場の間を車で移動する約50分間、2人きりで拉致問題などを話した」とも明らかにした。今月末にトランプ大統領が訪日する時に「拉致被害者と面会してほしい」という期待も表した。

これに関連し、拉致問題担当相を兼ねている菅義偉官房長官が9日から12日まで拉致者問題を協議するために米国を訪問する。日本メディアによると、菅義偉官房長官はワシントンでペンス副大統領、シャナハン国防長官代行と会談することを検討している。また、ニューヨークを訪問して国連本部で開かれる拉致問題シンポジウムに出席し、国際社会の協力を訴える予定だ。官房長官が外国を訪問するのは極めて異例であり、訪米の結果が注目される。

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