文大統領「韓国、太平洋同盟準会員国希望…太平洋横切るFTAネットワーク構築」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.29 17:54
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は29日、「韓国とチリはそれぞれアジアと中南米地域を代表する経済ハブ」とし「韓国が『太平洋同盟』の準会員国になれば、両地域を連結するFTA(自由貿易協定)ネットワークが構築される」と話した。
文大統領はこの日午前、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で韓国を国賓訪問中のチリのセバスティアン・ピニェラ大統領と首脳会談直後に行った共同言論発表で「今年下半期から議長国を担当するチリの積極的な協力を期待する」と明らかにした。文大統領が言及した太平洋同盟(Pacific Alliance・PA)はメキシコ・コロンビア・ペルー・チリの4カ国が2012年に結成した地域経済同盟で、中南米の総GDP(国内総生産)の38%および貿易の50%を占めていると青瓦台は明らかにした。