【韓半島平和ウォッチ】一括妥結vs段階的解決の間で接点を=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.26 16:03
ハノイで米国が提案した核・ミサイルおよび大量破壊兵器の一括解決案がイシューになっている。北朝鮮は米国の態度の変化を条件に年末までという交渉期間を設定し、米国の勇断を促した。北朝鮮の提案の核心は米国の態度の変化だ。北朝鮮は制裁解除には執着しないと述べた。
米国の提案は一括妥結、包括的(Comprehensive)解決またはビッグディールと呼ばれる。北朝鮮の段階的接近とは対峙する概念だ。いま韓国国内では米朝の接近をめぐるさまざまな議論が行われている。ところが議論が各自の概念定義に基づいて進行され、混乱が深まっている。