30分遅れた「遅刻常習者」プーチン大統領、30分待たせた金正恩委員長
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.26 07:28
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が25日、「遅刻常習者」プーチン露大統領を30分ほど待たせた。前日に到着した金委員長は会談が行われた極東連邦大のS棟から約100メートル離れた貴賓用ホテルに宿泊していた。プーチン大統領は午後1時35分ごろ(現地時間)会談場に到着した。ロシアメディアなどが当初予想していた午後1時より30分ほど遅く到着した。ところが金委員長の車はそれから30分ほど経過した後にホテルを出発し、午後2時5分ごろ会談場に到着した。「遅刻常習者」プーチン大統領よりも金委員長が遅く現れたのだ。
プーチン大統領はS棟に先に登場してレッドカーペットに立ち、「訪問を歓迎する」として握手で金委員長を迎えた。人民服の礼服姿の金委員長も笑顔で手を強く握り、「お出迎えを光栄に思う」と答えた。
続く単独会談の冒頭発言で金委員長は「全世界の焦点が朝鮮半島問題に集中しているが、この問題を共に評価して見解を共有し、共同で調整、研究していくうえで、非常に意味のある対話になるだろう」と述べた。プーチン大統領も「南北対話の発展と米朝関係正常化に向けた金委員長の努力を歓迎する」と語った。単独会談は1時間ほど、拡大会談が3時間ほど行われた。