韓経:中国のTHAAD報復解けていないのに…中国人乗せた観光バスが南山を埋め尽くす理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.25 09:59
24日午前、ソウル・麻浦(マポ)のある事後免税店前に45人乗り大型貸切バス何台も列を作った。中国人観光客があふれて免税店に入った。バスの運転手に「だれを乗せたのか」と尋ねると、「全員中国のパスポートを持っている」という答が返ってきた。彼は「京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)のホテルから乗せた。市内観光をする前に立ち寄った」と話した。周辺住民らは「大型バスが最近増えており子どもたちの登校が心配になるほど」と話す。同じ時間にソウルの南山(ナムサン)循環路にもバスが列を作っていた。バスから降りたのは全員中国人だった。彼らは引率者についてNソウルタワーへ向かった。
◇1-3月期の訪韓中国人急増
中国人観光客が今年に入り目立って増えている。ソウルの主要観光地と免税店に中国人が再び集団で現れ始めたのだ。中国人観光客の増加は数値でも確認された。今年1-3月期の中国人入国者数は約133万人で前年同期比26.6%増えた。3月だけで48万7623人が入ってきた。中国の高高度防衛ミサイル(THAAD)報復が本格化した2017年3月以降の月別基準で最大値だ。新韓金融投資のソン・ジュンウォン研究員は「今年の年間中国人入国者は前年比20.2%増の575万人に達するだろう」と予想した。