ハノイ会談後に態度が変わった北朝鮮…「南側と接触するな」禁止令
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.17 11:05
2回目の米朝首脳会談が決裂した後から当局間の公式会談をしていない北朝鮮が、内部で南側民間団体と接触するなという禁止令を出したと、複数の対北朝鮮情報筋が16日伝えた。北朝鮮は先月初めから最近まで毎週金曜日に開いてきた南北共同連絡事務所所長会議に出席せず、軍事会談など当局間の接触に応じていない。さらに今月初めからは南側民間団体との事業協議も一方的に中断したと、情報筋は明らかにした。
匿名を求めた南北協力民間団体の関係者は「4、5月中に平壌(ピョンヤン)を訪問して対北人道的支援と協力事業問題を協議する予定だったが、北側が最近『しばらく協力事業は難しくなった』という内容のファックスを送ってきた」とし「確認してみると、他の団体も北側から似た内容の通知を受けていた。北側は背景の説明なく『上部の指示』としている」と伝えた。