安倍氏、離任する駐日中国大使と70分の昼食会…韓国大使とは20分の面談
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.17 07:04
安倍晋三首相が16日、程永華・駐日中国大使と首相公邸で昼食を共にした。程氏が2010年から9年間の大使職を全うして5月初めに中国に帰任する。1977年以降、日本の勤務経歴が25年に達する程氏は日本語も堪能で日本の人脈も豊富だ。赴任初期の2012年9月、日本政府の尖閣諸島(中国名・釣魚島)国有化以降、最悪の状態に陥った日中関係を正常軌道に乗せたという評価を受けている。
任務を完遂して日本を離れる程氏の離任の昼食会を安倍首相がわざわざ公邸で1時間10余分にわたって開催した。公邸は執務室の建物である首相官邸につながっている首相の公式的な住居だ。
日本の首相が本国に戻る大使を公邸に招待して個別に食事の接待をするのは非常に異例だ。NHKによると、離任の時に安倍首相と食事をした駐日大使は2017年1月のキャロルライン・ケネディ前米国大使程度が挙げられる。直接比較するには無理があるが、赴任して1年6カ月の今月末にソウルに帰る李洙勲(イ・スフン)駐日韓国大使は今月8日、官邸で安倍首相に20余分間の離任の挨拶を行った。この時、食事はなかった。